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歯を守る食生活
11月10日
むし歯においては、砂糖をとらないようにしよう、間食を減らそうなど、食生活面の注意に基点がおかれます。歯周病予防についても、同様の注意は必要です。むし歯予防の食生活に加え、次のような点に気をつけてみてください。そして、食べたら歯を磨きましょう。
○栄養バランスよく食べる
たんぱく質、脂質、炭水化物(糖質)の三大栄養素をバランスよくとり、ビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富にとりましょう。食物繊維をかむと、歯の表面の掃除にもなり、唾液も出ます。柔らかすぎる食品は、よくかまずにすぐのみ込めるので唾液があまり出ません。
○歯を丈夫にする食生活をめざす
各種ミネラルのうちでも、カルシウムはとくに大切。歯の再石灰化にもカルシウムは必要です。カルシウムは、ビタミンDと一緒にとると、効率よく身体に取り込めます。歯を丈夫にする食事は、骨粗鬆症の予防になる「骨を丈夫にする食事」に共通します。
○規則正しい食事をめざす
規則正しい時間に食事をとると、暮らしにリズムができて、生活全般が健康的になっていきます。反対に、不規則な生活をしていると、免疫力の低下により最近への抵抗力が弱くなります。
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正しい歯みがきの7つのポイント
10月06日
〜つい自己流になってしまいがちです〜
正しい歯磨きの基礎は、歯肉を傷つけづに歯垢(プラーク)を落とすことです。それができるのが、歯ブラシを左右に細かく振動させる磨き方です。
ポイントは次の7項目です。 @歯ブラシは漏らさない。
歯を磨く前に、歯を磨く前に、ついなんとなく歯ブラシを漏らしていませんか?
じつはこれは×。歯ブラシを漏らすと歯磨剤があっというまに泡だってしまい、長時間磨けません。
乾いた歯ブラシフッ素入り歯磨剤をたっぷりつけて、右のイラストのように、奥歯から順に、一筆書きの要領で磨きましょう。
Aブラシは鉛筆をもつときと同じに。
鉛筆のもち方と同じ、ペングリップは、力が入り過ぎないので、歯肉を傷めないおすすめのもち方です。
歯に当てる強さは、2000g程度。キッチンスケールに歯ブラシを当てて、強さの感じをつかみましょう。手の甲に当てて動かすと、ちょっとくすぐったいと感じるくらいです。
B歯の表面はブラシを直角に当てる。
歯の表面を磨く再は、歯ブラシを表面から当て、1本の歯につき20回以上磨きます。歯ブラシを左右に動かす距離は1〜2mm程度でOK。細かく振動させて、少しずつ移動させます。
C歯周ポケットは、45度の角度で。
歯と歯肉の境目の歯周ポケット付近は最も汚れがたまりやすい場所のひとつ。ここを磨くときは、歯ブラシを45度の角度に当てて、やはり細かい微振動磨きを。1ヵ所につき、20回程度を目安に繰り返しましょう。
D毎食後に3分以上磨く。
食べたらそのつど磨くのがベストですが、1日最低1回、5分以上は磨きいましょう。
E歯ブラシは毛が密で平らなものを。
硬さは「普通」か「軟らかめ」を、ヘッドの大きさは下の前歯4本分が目安。毛先が広がって弾力性がなくなったら、新しいものに交換します。
F最後のすすぎは、コップ1cm(量としては15cc)程度の水で30秒間を1回だけ!
フッ素入り歯磨剤で磨いても、最後に何度もすすいでは、せっかくの微量フッ素が流れてしまいます。すすぎ水は1口分で30秒間だけゆすぎましょう。
歯ブラシだけでは落としにくい歯と歯の間の汚れには、デンタルフロスや歯間ブラシなどの使用をぜひお願いします。
また、普段きちんと磨けないぶん、月に1回、歯科医院でPMTCを受け、プラークを完全に除去してもらったり、プラークをそもそも堆積させないように、日頃からキシリトールを常用している人は、1判磨かなくても、プラークの堆積量がキシリトールをかみ始める前の3分の1〜4分の1に減ることがわかっています。
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歯槽膿漏は歯周炎 〜そのはじまりは歯肉炎〜
09月05日
〜毛先が開いたら早めに交換〜
ちょっとまぎらわしいのですが、歯周炎のほかに歯肉炎、歯周病ということばがあります。
歯肉炎というのは、歯周炎、つまり歯槽膿漏のはじまりの状態をいい、歯周病はそれら全部をひっくるめて、歯を支える組織の病気全体をいいます。
だから、歯周炎のはじまりは歯肉炎で、それを放置すると歯周炎、つまり俗にいう歯槽膿漏へ進む、ということになります。
最初はこの歯肉炎からはじまります。
歯と歯肉との間には小さなすき間がありますが、そのすき間に細菌が侵入して、歯肉が炎症を起こすと歯肉炎となります。
歯肉炎は歯全体に一斉にはじまるわけではなく、たいていは歯と歯の間などの、歯ブラシが届きにくく、汚れがつきやすい場所からはじまって、しだいに広がっていきます。
歯肉炎のうちに治療すれば、治療も簡単で、成果も上がるのですが、なんの自覚症状もないうえに、素人目には何も変化が見えないので、この段階で歯医者さんにかかる人はごく少なく、むしろ虫歯などで治療を受けに来て発見されるケースが多いのです。
そして歯肉炎は放置するとしだいに歯茎の内部を侵しはじめ歯周炎となり、ついには歯を支えている歯槽骨を溶かしてしまいます。
ここまで進むと、もうりっぱな歯槽膿漏で、歯槽からは膿が漏出し、いつも口臭が絶えなくなります。そして支えを失った歯はぐらぐらと揺れ動き、ついには抜け落ちてしまいます。
ちなみに歯槽膿漏というのは、読んで字のごとく歯槽から膿が漏れる病気ですが、それはあくまで症状であって、病気そのものの本質を表してはいません。そこで、最近では歯周炎とよばれるようになりました。
このように歯周炎は根っこのまわりを支える骨が溶けて、歯が抜け落ちてしまう怖い病気ですが、かなりひどくなるまで痛みなどの自覚症状がないため、歯を残せる段階で治療を受けることが難しいという、やっかいな病気でもあります。
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歯ブラシ
08月05日
〜毛先が開いたら早めに交換〜
「虫歯や歯周病にならないためのアドバイス」その一つとして、「歯ブラシの毛先が開いたら新しいものと取り替える習慣をつけること」があります。
年末の大清掃を思い出してください。開いたタワシでは、風呂の隅は洗えないし、先の曲がったほうきでは部屋のすみずみまできれいに掃けません。新しいタワシとほうきの汚れ落ちのよさは格別です。
虫歯や歯周病の原因は、特に歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間のプラーク(歯垢)です。ここも毛先の開いた歯ブラシでは、きれいに汚れを落とせません。
「毛先が開けば……」といっても、感じ方には当然、個人差があります。一つの目安は、歯ブラシを裏から見て毛がはみ出しているかどうかです。少しでもはみ出しているようであれば、交換しましょう。「まだまだ使える」「もったいない」と感じる方も多いでしょうが、古い歯ブラシは台所やトイレ清除に再利用することにしましょう。高齢者の方で、足の指の間を洗うのにも便利という方もおられます。
新しく買うときには、小さめの歯ブラシを選ぶことをお勧めします。ただし、毛の長さや硬さは、歯ぐきの状態によって選択することが必要です。かかりつけの歯科医院で選んでもらえば安心です。
毛の素材は、動物製のものより、ナイロン製のものがお勧め。柄の形は真っすぐなものが使いやすいようです。磨く部位によって二〜三本を使い分けてる方は、このかぎりではありません。
「アッ!毛が開いている。買い換えなくちゃ」と思うのは、歯を磨くときだけ。毛が開いた歯ブラシでも、とりあえずは磨けますから、買いものに行ったときには、案外忘れてしまいがちです。歯ブラシも、トイレットペーパーのようにまとめ買いしましょう。
かかりつけの歯科医院でもまとめ買いのご相談をしてみてはいかがでしょうか。
毎月1本は新しい歯ブラシに交換しましょう。
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顎関節症 〜あなたの顎の骨は大丈夫?音が鳴ったら要注意!〜
07月07日
口を開けるとあごが痛い、音がする、口が開けにくいなどは顎関節症の三大兆候です。しかしこの病気のこわいところは、顎とは無縁と思われる肩こり、腰痛、頭痛などとなって症状がでる場合があるということです。
■姿勢や食事中の何気ない習慣が原因になることも
顎の関節に耐えうる以上の負担がかかることによって発病します。その痛みを無意識にかばった結果、全身的な症状となって現れるのです。また、かむときは、左右同じような力でかまなければなりませんが、かみ合わせが悪いとバランスがくずれて片方ばかりに負担がかかってしまいます。
悪いかみ合わせの原因は、歯並びが悪い、義歯が合わない、歯が抜けたままになっているなどが考えられます。また、姿勢が悪く、いつも左右どちらかに傾けていたりすると、食べるときも傾いた方でばかりかむクセがついてしまいます。そうした毎日の習慣がアンバランスのもとをつくりだしているのです。
■かみ合わせを悪くする習慣
○片側でかむクセがある
○歯ぎしりをしたり、歯を食いしばるクセがある
○いつも首を左右どちらかに傾けている
○姿勢が猫背ぎみである
○食事中、足を組んでいる
○よくほおづえをつく
○いつも左右どちらかを向いて寝る
○テレビの方を向いて食事をする
■悪いクセをやめることが治療と予防に
歯の治療やかみ合わせに問題がある場合は口内の治療が必要となりますが、悪い姿勢やクセをやめることも治療のひとつとなっています。特に子どもの場合、口のゆがみを体が合わせようとしてしまうため、症状が出にくいといわれています。大人が姿勢の悪さなどに気づいて、やめさせなければなりません。放っておくと、かみ合わせやあごの動きに悪影響がでます。
■自分でCHECK あごの鳴る音や食事の姿勢を点検しよう
両耳に小指を入れて軽く押さえ、口を開けたり閉じたりすると、耳の穴の前側にある骨が動くのがわかります。そのとき、どちらかの耳にカチッという音が聞こえ、痛みがあると、顎関節がずれている可能性があります。また、正座をくずした姿勢で食事をしたり、電話をあごにはさんで話すなども、あごに悪いクセです。
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